質問
「観覧車やコーヒーカップにメリーゴーランドといった回る遊具について。
・回る方向って決まってるの?
・右回りと左回りでは乗る人に与える効果が違うの?」
まず、決まりはないものの、まず乗り込む時を考えると、色々な遊具は「時計回り」に作られていることが多いと思われます。
これはストーリーを楽しむライドやジェットコースターでも同じで、「進行方向に対しての左側から乗る」ことが多く、大ざっぱに考えると「コースが大きな時計周りをしている」ということになります。
これは、利き手が「右利き」の人が多いためです。右手を添えて乗り物に乗り込みやすいのが左側から乗る方法だからです。
特に観覧車をはじめ、乗降口で一時停止しないで動き続ける乗り物に乗り込む場合、右手で進行方向逆に突っ張りながらのほうが乗りやすく、反対に進行方向と同じ方に手をついていると引っ張られて乗りにくい体制になります。
また、コーヒーカップは右利きの人がハンドルを持つと、回しやすいのが時計回りのまわし方になるので、必然的にカップ本体の回転も右回り(=時計回り)が一般的だと思います。
陸上競技は左回り(=反時計回り)ですね。これは右利きの人がよりタイムが出せるのが左回りだからだそうです。その理由は、トラックに対して足を踏ん張りやすいからだそうです。
これを逆に考えると、足を踏ん張りにくいのが右回り(=時計回り)となるので、遊園地の乗り物としては右回りのほうが不安定感が増して楽しめるのかもしれません。左回りだと楽しさが減ってしまうのかもしれません。