さて、実際にお化け屋敷の中にいた時間は50分ぐらいです。
歩行距離が900mということですが、ちなみに東京にある広い墓地・青山霊園を縦に突っ切って歩いて780mですから、深夜にそれ以上の距離を歩く怖さってこと・・・ですね。
さて、ここから先は実際に富士急ハイランドのお化け屋敷・戦慄迷宮に入った感想・体験レポートを書いていきますが、館内で写真撮影をすると霊が写ってしまうかもしれませんので、このあとはイメージ写真にしていることをご了承ください。っていうか、館内は写真撮影禁止です。
それでは、実際の様子です。
戦慄迷宮の入場待ちで並んでいるときから薬品の匂いが漂っていて、外の日常空間なのに異様な雰囲気が漂います。
順番がきて20人ぐらいで病院に入ると、受付スペース、待合室と団体で進みながらこの病院の過去を映画で見ます。
人体実験が繰り返され、残虐な事件が起きて閉鎖された病院・・・その犠牲者の怨念が眠る病院なのです。
実際に病院の中を歩いていくのですが、ここからは小グループ行動をすることになります。1人で参加の場合は、ここから1人での行動です。
渡されたペンライトを頼りにしながら、お化け屋敷の色々な部屋を巡ることになります。手術室や実験室、倉庫のような場所から救急車車庫などまで。
CTスキャンや、耳鼻科の吸引用機器など、おそらく実際に使われていて壊れた本物が置かれているので、リアル感がハンパないです。実験標本などは、思わずペンライトで照らしてじっくり見てしまうほど、すごく精密でした。
さて歩くルートですが、通路や部屋の中であっても通れるルート幅は狭いところで1m、あっても2mぐらいなので、いつ横から出てきても逃げられる空間ではないということなのです。そういう時に出てくるんですよね。。。
例えば部屋でも診察台を真ん中に置くことによって、直線で抜けるのではなく蛇行して長い距離を歩かないと次に進めないようになっているので、恐怖感が増すのと同時に、方向感覚がどんどん分からなくなっていきます。
さらに、階段を何度も昇ったり降りたりしていくので、全くどこにいるのか分かりません。
(後日調べたら、建物は2階建て+中二階があるらしいのですが、感覚的には地下1階から4階ぐらいある建物を歩いているような気分でした)
さすがにこの空間が続くと、恐怖に対しても少し「慣れ」が出てくるもので、こういうものかと思い始めたころ。。
なんと、ペンライトの回収が待っていました。
その先には今まで狭くて蛇行してたルートとは一変するようなコースが待っています。
まさかこっちのほうが「逆に」怖いとは思いませんでした。。
この先も新たな部屋を巡りつつ進んでいくと、今までの暗かった空間を歩いてきたこをを忘れさせるような漆黒のやばい感じの崩れた壁が。この先は今まで封鎖されてきた閉鎖病棟。。ここから先は何が起きても知りませんという注意書きが一歩踏み込むことを躊躇させます。正直3度ほどためらいました。。。
さてここから先はもう何が起きても。。。。
最後まで気を抜かないで。。。。
出口を出た感想は「生き残った!」
お化け屋敷を出たあとに、明るい屋外をFUJIYMAとかに向かう途中であっても、なんかずっと後ろに何かがついてきている気がして、怖すぎです。
色々なお化け屋敷に入ってきましたが、こんな気分は初めてでした。。 |